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農政.農協ニュース |
全農系4飼料会社合併 |
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JA全農は飼料会社の広域化を進めてきたが、来年4月1日には関東信越の全農系4社が合併。「JA東日本くみあい飼料(株)」を設立する。4社の社長は19日合併契約書に調印した。
東日本くみあい飼料(茨城県神栖町)、栃木くみあい飼料(栃木県小山市)、関東くみあい化成工業(群馬県大間々町)、信越くみあい飼料(新潟県聖籠町)の4株式会社合併で存続会社は東日本くみあい飼料。 新会社は本社を群馬県群馬町に置く。資本金21億9964万円。全農出資は86%。配合飼料の供給量は来年度で149万トン。従業員310人。また関東くみあい化成工業の肥料事業も引き継ぐ。全農県本部の機能も新会社に移管する。 全農は供給推進と製造の機能を集約し効率化をはかってきたが、これで6地区で地域別会社ができることになり、新会社の取扱数量は6社の中で最大。飼料業界では第4位となる。 4社6工場のうち長野県の辰野工場は閉鎖する。また栃木の小山工場と群馬の群馬工場は牛用の飼料だけを製造し、豚・鶏用と分けてBSE対策に対応する。 |