日本農業懇話会、(財)農村更生協会など主催で1月22日から2日間、栃木・鬼怒川温泉で第26回農業研究会を開く。激動し続ける農業情勢の中で、農業者の地位向上、消費者の側に立った農業の展開など、日本農業の発展に資するため農業者自らが立ち上がり、中心となって国、県、関係団体の協力を得て、新技術および経営に関する研究会を開くもの。開催概要は次のとおり。
☆ 日程―1月22日(水)13時〜23日(木)12時30分
☆ 場所―栃木県鬼怒川温泉「鬼怒川観光ホテル別館」(栃木県藤原町藤原1電話0288−77−1101)
☆ 内容―○(1日目)▽基調講演「食の安全と安心の確立をめざして」(岡島敦子・農水省消費者政策官)、▽話題提供=(1)消費者が食の安全について求めているもの(池田静枝・とちぎコープ生協理事)、(2)地域で取り組んでいる稲の減農薬栽培(山口菊一郎・JA栃木県はが野営農部次長)、(3)病原菌の弱点をつく総合防除は環境にやさしい―イチゴ病害防除と生物農薬開発を例に(石川成寿・栃木県農業試験場応用生物研究室長)、(4)「環境保全型農業」に係わる研究(梅川學・中央農業総合研究センター環境保全型農業研究官)―懇親会―○(2日目)研究事例発表=(1)無農薬有機稲作の開発の現状(稲葉光國・NPO法人民間稲作研究会代表)、(2)麦生産技術の問題点と今後の研究方向(渡邊好昭・作物研究所麦類栽培生理研究室長)、(3)新農業技術の実践と成果(白戸昭一・農業懇話会会員、秋田県大潟村在住)
☆ 参加費―11500円(宿泊費、パーティー費など)
☆ 主催―日本農業懇話会、農村更生協会、農林水産技術情報協会、日本農業研究所、大日本農会、全国農業改良普及協会、農業技術研究機構
☆ 後援―栃木県、栃木県農業協同組合中央会
◎問い合わせ先―(財)農村更生協会 電話03−3291−5810