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パールライスの西日本と長崎が合併 (3/4)

 JAグループのコメ卸会社である全農パールライス西日本(株)(大阪市)と長崎パールライス(株)(長崎県諫早市)が4月1日に合併する。両社ともにJA全農が100%出資する子会社。合併後の社名は存続会社であるパールライス西日本。
 合併により玄米と精米の合計取扱数量は14万1000トン(うち長崎は8000トン)、売上高は414億円(ともに平成13年度実績)となり、西日本では大手の神明に次ぐ規模となる。
 2月28日の全農発表によると、経営戦略の統一や事業運営の一元化など合併効果による競争力強化で15年度は売上高457億円、取扱数量16万トンを目指す。
 パールライス西日本は昭和63年設立。平成13年2月に現在の社名に変更。3月に兵庫県経済連から食糧販売事業の移管を受けた。
 大阪市に本社、同市と神戸市に支店、大阪と東灘に精米工場があるが、合併により長崎パールライスの諫早工場が加わり、3支店・3工場の体制となる。従業員数は計107人、資本金は計8億1000万円。
 なお西日本は米穀、雑穀をはじめ調味料、飲料水、乳製品、食料品および日用雑貨類も取り扱っている。(2003.3.4)


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