福井県下のＪＡと信連が3月24日、全国統一の電算システムであるＪＡＳＴＥＭ（ジャステム）システムに移行した。ＡＴＭ（現金自動預け払い機）の24時間365日稼働やインターネットバンキングに対応する。
これで「全国どこでも高度なサービスの提供」を目指す同システム稼働は12府県となり、取り扱い規模は▽資金量20兆円超▽店舗数約3800▽ＡＴＭ数約3200台▽端末数約6400台となった。
これまで各県ごとに行われていた電算システムの開発・管理についても一本化によってＪＡバンク全体で効率化を推進していく。
農林中金によると、残る35都道府県についても順次、ＪＡＳＴＥＭシステムに移行。18年度には全県参加が完了の見込み。
福井県は▽ＪＡ貯金量7646億円▽ＪＡ数16▽店舗数198（うち信連1）▽ＡＴＭ数97台（信連3）▽端末数440台（信連11）。 （2003．3．26）。
