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農政.農協ニュース |
おにぎり工房「純米亭」がオープン |
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同店内の一角に設置され、約20人分のイスとテーブルも用意し、ゆっくりおにぎりが食べられるスペースとした。定番メニューは、鮭、梅、明太子、ごま昆布、高菜、納豆、天むすなど。価格は1個100円から180円と手ごろ。 釜で炊く都度、新潟産コシヒカリを毎日店内で精米し新鮮な美味しさを追求した。水は米の甘みを引き出すイオン水。塩は、沖縄の天日塩、海苔は、瀬戸内産とこだわっている。「米、水、塩、海苔の調和」を大切にし、一個づつ丁寧に手で握ってつくる。 梅や明太子などの具も国産品にこだわり、鮭や天むすの具はAコープ店内で調理しているという。 当日は、オープン記念半額セールということもあって、オープン直後から行例ができるなど消費者の関心の高さを伺わせた。 店頭では、秋田あきたこまち、宮城ひとめぼれなど玄米を並べ、店頭精米による米販売も行っているのもユニークな試み。また、おにぎり用の米には今後、一部のメニューで地元、JAいるま野産の米も使っていく予定だという。 JA全農米穀総合対策部事業開発グループの中山正敏リーダーは「今後はごはん料理のレシピも置くなど、お米の消費拡大の情報発信基地にしていきたい」と話す。 なお、Aコープ所沢店は大消費地における国内農畜産物の販売拠点の機能を鮮明に打ち出した食品スーパーをめざす。売り場面積は251坪(うち、おにぎり工房「純米亭」7坪)で、JAいるま野の生産者直売コーナー設置など、青果・精肉部門で国産を全面に出して品ぞろえするほか、全農安心システム商品の品ぞろえと販売促進強化もめざす。(場所・埼玉県所沢市大字牛沼字水窪265―1) (2003.3.28)
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