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農政.農協ニュース |
米改革戦略で組織討議 |
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4月3日の全中理事会はJA全国大会議案と合わせ、「JAグループ米改革戦略」案を決めた。今後、JAグループ各段階で組織協議を実施し、6月20日までに集約、全国大会議案を決定する7月の理事会で同戦略と政府に対する政策提案を決める。
JAグループの米改革戦略の基本構想は、▽JAは生産・販売計画に基づく「地域水田農業ビジョン」を行政と一体となって作成。水田営農実践組合を核に担い手を育て水田農業の構造改革をすすめる。▽JAグループは、生産したものを集荷・販売する取り組みから需要動向に基づき売れるものを生産する取り組みに転換、▽単に価格競争を行うのではなく、全国の生産者が「協同」して需給調整に取り組み、地域の創意工夫ある取り組みや品質向上による需要確保など「協同」のもとでの健全な「競争」を展開する。▽地域の創意工夫ある取り組みや特色ある農産物、地域そのものを付加価値として実現し、消費者に安全・安心な農産物を安定的に販売する取り組みをすすめる、が柱となっている。 (2003.4.11) |