農業協同組合新聞 JACOM
   

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15年産水稲の生育情報 (7/8)
 農水省が公表した15年産水稲の6月15日現在の生育状況は、田植えが5月中におおむね終了した北海道、東北、北陸のうち、宮城と福島では日照不足などの影響で茎数は「やや少ない」状態で推移しているものの、その他の県では天候が良好であったことから、茎数は「平年並み」か「やや多い」となっている。
 茨城、千葉などでは、5月中下旬が日照不足であったことから「平年並み」、「やや少ない」となっている。
 早期栽培では、徳島、高知、宮崎、鹿児島のいずれも5月上旬から下旬が日照不足であったことから「平年並み」「やや少ない」状態で推移している。
 また、登熟期の高温障害に品質低下を避けるため、田植えの遅植え指導が行われている地域があるが、富山、福井、滋賀、鳥取などでは田植え最盛期が平年にくらべて4日から6日程度遅くなっているという。 (2003.7.8)


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