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自給率40% 5年連続横ばい (10/22)

 農水省は10月9日、14年度食料需給表を公表した。カロリーベースの総合食料自給率は前年度と同じ40%で5年連続横ばいとなった。
 14年度はBSE発生の影響を受けた牛肉の需要が回復するなど肉類の消費が増加した一方、魚介類は減少。米も消費減少傾向に歯止めがかからず減少が継続。そのほかの品目では、海藻類、大豆が増加、果実、野菜は減少した。その結果、国民1人・1日あたりの総供給カロリーは2599kcalで前年度比1.2%減(32kcal)となった。
 栄養バランス面では脂質と糖質が0.1%づつ上昇、たんぱく質が0.2%減。
 現在の食料・農業・農村基本計画では平成22年度に自給率を45%まで引き上げる計画となているが、農水省は来年から自給率目標も含めて基本計画の見直し作業を本格化させる。

(2003.10.22)


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