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農政.農協ニュース |
米の需給見通し 11月に、見直し (10/31) |
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作況指数が全国平均で90となったことから、15年産米の主食用生産量は約15万トンの加工用米を差し引いた763万トン程度と見込まれている。 一方、10月末の在庫量は150万トン(自主流通米10万トン、政府備蓄米140万トン)で供給量は計913万トンのため、年間の主食用需要量870万トンを上回る量が確保されていることから、農水省は米の安定供給に支障はないとする。 今後の需給見通しについては11月に基本指針で見直すことになっている。8月公表の基本指針では10月末在庫を192万トンとしていたが、15年産米の作柄不良や新米の出回り遅れから、端境期対策として自主流通米の調整保管解除や政府備蓄米の追加販売などを行ったため在庫量は150万トンとなった。 ただ、基本指針見直しにあたっては、今後の流通在庫の積み増し状況など考慮する必要があるとしている。また、8月時点では8、9年産政府備蓄米は販売凍結する方針だったが、9年産米はこれまでに3万トンの販売契約があり、一定の需要があることから販売凍結を見直すことも検討するという。 なお、わが国の米の10月末在庫状況は、政府備蓄米140万トンのほか、食糧援助用として40万トン、ミニマム・アクセス米の在庫が128万トンある。 (2003.10.31)
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