|
|||||
農政.農協ニュース |
米は食品という意識改革を |
||||||
11月5日は、全国農協CE協議会の勝田 誠副会長の開会挨拶に続き、農林水産省 生産局農産振興課の鈴木富男氏が「CEの現状と課題」をテーマに、グラフ・図表を多用して、補助金依存型の施設整備からの脱却とコスト削減の考え方などを説明した。 次いで、全農米穀販売部の久寝正則部長が冷害・天候不順で作況指数90という大冷害を踏まえ、集荷状況や販売動向、JAグループの取り組みなど、最近の「米穀情勢について」を講演した。 また、全農パールライス東日本(株)の根岸光男営業企画部長は、「実需者サイドから産地に求めるもの」のテーマで示唆に富んだ次のような報告・提言をした。
話題の無洗米は、普及拡大が急進しているが、同社では全取り扱いの25%にまで膨らんできている。無洗米は洗わなくても良いため、異物は一粒でも混入しては駄目で、より厳しい品質が求められている。 市場では、安全で美味しく、ごまかしの無い米が求められている。精米年月日は袋詰めした日ではなく、搗精した日を記入しなければならないが、大手卸では、出荷搬出の関係で、ディゼロ、ディワンは無理である。しかしやらざるを得ない。
続いて全農京都府本部の細見泰敏農産部次長が「京都米トレーサビリティシステムの構築について」を報告講演し、1日目を締めくくった。 翌日は(財)農倉基金の吉松巨慶氏が「カントリーエレベーター品質事故防止におけるJA経営者の役割について」、全農生産資材部施設農住課の園部和彦氏が「共乾施設の導入と運営について」を講演し、全日程を終了した。 (2003.11.10) |
特集企画
| 検証・時の話題 | 論説
| ニュース | アグリビジネス情報
| 新製品情報 | 催しもの 人事速報 | 訃報 | シリーズ | man・人・woman | コメ関連情報 | 農薬関連情報 |
||
社団法人 農協協会 | ||
|