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農政.農協ニュース |
輸入食品の監視強化を安全基本法案への不満 (4/22) |
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食品安全の理念や施策の基本方針を定めた食品安全基本法案が4月22日、衆議院を通過。参議院に送られた。専門家7人による食品安全委員会の設置などが柱。同委員会は食品の安全を評価。厚労、農水両相への勧告権を持つ。付帯決議にはトレーサビリティの推進などが盛り込まれた。 ◇ ◇ ◇
有機農業や産直などの40団体で構成する「食の安全と農薬問題連絡会」代表は22日、農水省で記者会見し基本法案に強い不満のコメントを発表。「食品衛生法で輸入食品の監視を強化することが課題」などとし、参院では「関連法案の審議も注視する」とした。「国民合意がないままに遺伝子組み換え食品の輸入が増大している」問題なども指摘。より慎重な『予防原則』を強調した。 また農薬取締法の課題として▽農薬の定義見直し▽有機農業関係の防除資材などを適用除外にする、ことを挙げ、有機農業や減農薬栽培に水を差すような『特定農薬』は再検討する必要があるとした。 (2003.4.25) |
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