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農政.農協ニュース |
牛乳の「特売日」 店にとってトクにならず |
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この調査は同センターが学習院大学経済学部の上田隆穂教授の協力で行った「牛乳価格プロモーションの需要創出効果調査」。首都圏の2つの量販店の牛乳の価格設定パターンと売り上げ数など2年分のデータをもとに、いわゆる「特売」による需要創出効果と利益額などの関係を分析した。 分析は両店舗とも売り上げシェアのトップを占めるブランドについて行った。このうちA店では、通常価格(もっとも高い価格)248円(1リットル品、以下、同)での販売日数は、2年間のうち約4分の1、198円での販売日が約4分の1を占めた。売り上げのほとんどは、198円以下の販売で占めており通常価格での売り上げはごくわずか。消費者は198円以下の特売日があることが分かっているため通常価格では買わないという、まさに価格破壊的な売り方になっていた。 ■安定価格が利益確保に もっとも特売による需要創出効果がないわけではない。 |
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