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セーフガード発動 見直しを―米国食肉輸出連合会 (7/29)   

 米国食肉輸出連合会(USMEF)はわが国の冷蔵輸入牛肉へのセーフガード発動に対して見直しを求める見解を7月29日に公表した。
 見解では、今回のセーフガード発動の基準となった昨年4月〜6月の輸入量は例年の6割程度の低い数値が基準となっており、また、今年4月〜6月の輸入増加はBSE発生によって生じた需要崩壊からの回復によるもので、急増とはいいがたいとしている。
 さらに現状では、国内農家は枝肉卸売価格の高値推移のもと利益を享受しており、決して輸入増加による打撃を受けているとはいえないと指摘。そして、セーフガード実施による関税引き上げは、牛肉市場全体の回復を遅らせ、外食、小売業界だけでなく消費者までも影響を受けるとして、すみやかに見直すよう強く要望していくとしている。 (2003.8.1)



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