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不良債権比率 他業態より低く−JAは6.8% 銀行7.8% (8/8)

 農水省はJAグループの信用事業の不良債権比率などを8月8日に公表した。
 調査は14事業年度末時点。JAのリスク管理債権総額は1兆4400億円。貸出金に占める不良債権比率は1045JAで6.8%となっている。また、農林中金・信連では4.4%となっている。
 昨年度にくらべて不良債権比率はJAで0.6ポイント、農林中金・信連で0.2ポイント上がった。ただ、全国銀行は7.8%、信金・信組は10.6%でJAグループの信用事業は他業態にくらべて健全性は高い。
 JAの貸倒引当金総額は5810億円で引当率は40.3%。農林中金・信連では49.0%となっている。全国銀行は36.1%、信金・信組では25.8%と引当率もJAグループは高い。
 

(2003.8.11)


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