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冷夏で外食産業の7月売上げが減少 (8/25)
 長い梅雨と冷夏で外食産業7月の売上げは前年同月比1.2%減で2カ月ぶりにマイナスになったと日本フードサービス協会が8月25日発表した。客単価はほぼ前年並みだったが、店舗数が4%増えたにもかかわらず、客数が0.9%減少し、売上げも減少した。夏物メニューや飲み物は伸びなかったが、しかしファーストフードや喫茶などは前年を上回っている。
 業態別では、洋風のファーストフードが客数、売上げともに減ったが、和風、めん類、その他(カレーなど)は店舗数の増加もあって前年を上回る売上げ。
 ファミリーレストランは洋風・和風・中華とも店舗数の大幅増にもかかわらず客数が伸びなかった。焼肉は客数、客単価ともに前年を上回り、売上げは2.3%アップ。
 パブ・居酒屋は売上げ94%と低迷。とくに冷夏のためパブ・ビアホールは87%強と2ケタの落ち込み。居酒屋は店舗数が大きく増加したが、売上げは前年割れで冷夏の影響が色濃い。
(2003.8.27)

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