農業協同組合新聞 JACOM
 
過去の記事検索

Powered by google

農政.農協ニュース

 直売運動伸びる 「共生運動」の状況 (9/1)

 生産履歴の記帳運動に取り組むJAが倍以上に増えるなどJAグループの「3つの共生運動」が定着し、活発になっているなどの状況をJA全中が8月末にまとめた。記帳運動は「消費者との共生」の中の重点実施項目で農業生産の「安心システム」づくりを目標としている。平成13年度の実施JAは194だったが、14年度は421で取組率は42%強となった。
 2点目の重点である「ファーマーズマーケットなどでの直売運動」の取組率はさらに高く約51%。
 「次世代との共生」は第1の重点である「学童農園のあっせんと管理援助」が46.5%。学校への「バケツ稲作セットの紹介および提供」が約38%など。
 「アジアとの共生」は第1の重点「国連食糧農業機関(FAO)の飢餓撲滅第2次運動への取り組み」が約17%だが、取組率は前年をやや上回った。「アジアの農協関係者の訪問・研修受け入れ・交流」は13%強となっている。
 重点実施項目は「消費者との共生」で3つ。あとは1つずつ。全JAが12年度末までに、これに取り組む目標だったが、14年度の取組率は「直売運動」を除いて50%を下回った。しかし取り組みは着実に拡大しているので、さらに充実する必要があるとしている。(2003.9.5)

 


社団法人 農協協会
 
〒102-0071 東京都千代田区富士見1-7-5 共済ビル Tel. 03-3261-0051 Fax. 03-3261-9778 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。