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農政.農協ニュース |
総合読書率71% 前回より5ポイント低下 |
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(社)家の光協会が昭和21年から毎年実施し今回で58回となる「全国農村読書調査」の速報結果が10月にまとまった。 同調査は雑誌や書籍などの読書状況や好きな作家などを調査しているもの。全国のJA正組合員世帯の16歳から69歳の家族1200名が回答した。調査は今年8月の1か月間行われた。 雑誌か書籍を読んでいる「総合読書率」は71%で前回より5ポイント低下した。 部門別の読書率では月刊誌が前回より11ポイント減の43%、週刊誌が8ポイント減の42%、書籍が2ポイント減の31%となった。月刊誌と週刊誌の落ち込みの要因は、「ときどき読む」という層が「読まない」層に移行したためだという。 調査時点前1か月の書籍の読書冊数は、全員では1.0冊、読む人だけでは3.7冊となった。読む人の場合は前回より0.3冊増加した。調査した家の光協会では、雑誌、書籍ともに読む層と読まない層への両極化が進んでいると分析している。 1か月あたりの本(雑誌・書籍)の購入代金の平均は843円で前回より122円減少した。また、1日あたりのメディアへの接触時間は本(雑誌・書籍)が19分、新聞が25分、テレビが2時間36分だった。前回とくらべ本と新聞は1分の減、テレビは5分の増となった。 読んでいる(毎号読む、時々読む)月刊誌は(1)家の光、(2)現代農業、(3)オレンジページ、(4)NHK趣味の園芸、(5)NHKきょうの料理がベスト5。調査時点前半年間に読んだ書籍では(1)ハリー・ポッターシリーズ、(2)バカの壁、(3)声に出して読んでみたい日本語、(4)ロード・オブ・ザ・リングなど。 また、好きな作家は(1)赤川次郎、(2)西村京太郎、(3)宮部みゆき、(4)五木寛之、(5)内田康夫がベスト5となった。 (2003.11.27) |
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