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15年産米 平均指標価格下がる (5/25)

 15年産主食用うるち米の第13回入札取引が5月25日、コメ価格センター((財)全国米穀取引・価格形成センター)で行われた。
 今回上場されたのは、52銘柄5万8400トンで全量落札した。
 全銘柄の加重平均指標価格は、60kg1万8723円で前回(4月23日)より15円下がった。新潟産のコシヒカリはやや上昇したものの、ほかは前回並みかやや下げた。ただ、前年産と比べると2161円高い。
 15年産米価格は不作をうけ、昨年12月には平均指標価格が60kg2万3768円と高騰したが、今年2月には1万9000円台に下がり、先月の入札取引で1万8000円台になった。
 改正食糧法施行によって自主流通米制度がなくなったためコメ価格センターでの取引は、年間を通じて安定的に上場される米を対象に行われる「基本取引」として月に一回以上行われることになっている。そのほか、早期米取引や高品質米取引などを基本取引に準じる取引としているほか、スポット取引、逆オークション(買い注文方式)など日常的取引も行われている。
(2004.5.27)


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