16年産米の入札がスタート−60kg平均1万5221円 (8/27)
16年産米の第1回基本取引がコメ価格センターで8月27日に行われた。 上場されたのは10銘柄1万4527トン。落札数量は約5700トンで上場数量の約4割にとどまった。落札数量がゼロの銘柄もあった。8月15日現在の作柄、生育状況が豊作基調とされたことが影響したとみられる。 加重平均指標価格は60kg1万5221円。1万6000円台となったのは千葉と三重のコシヒカリでいずれも今年から導入された「種子・栽培履歴確認米」。 不作だった15年産の同時期入札価格は1万9853円と高値だったが、上場されたのは2銘柄のみで上場数量も5000トンと今年の半分以下。14年産とくらべると同時期入札価格は1万5523円と今年産よりやや高く、落札率も85%と高率だった。 次回の入札は9月10日に実施される。