輸入米のSBS(特別売買)が12月21日に実施された。今年度4回めの実施。 農水省は予定契約数量を4万4690トンとしていたが、申し込み数量は3万トンにとどまり落札数量は2万3903トン(砕精米含む)と予定数量の53%となった。国産米の価格低迷でSBS米の人気が少なくなっているとみられる。 もっとも多いのが中国産で一般米1万5673トン、砕精米252トンだった。一般米枠の平均買い入れ価格は1トン14万8740円(60kg約8924円)、平均売り渡し価格は同20万4865円(60kg約1万2292円)となった。マークアップ(輸入差益)は1kg56円。 米国産は、一般米4965トン、砕精米2244トン。一般米の平均買い入れ価格は1トン14万6372円(60kg約8782円)、平均売り渡し価格は1トン20万3442円(60kg約1万2206円)だった。そのほかタイ、台湾、インド、パキスタンの米が落札している。