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JA広報大賞表彰式であいさつする
塚田JA全中常務 |
15年度(第17回)広報活動優良JA選定−JA広報大賞の表彰式が2月13日、東京・虎ノ門パストラルで開かれた。
主催者あいさつでJA全中の塚田和夫常務は「組合員のJAに対する期待は高いが一方では注文も多い。広域合併によりスケールメリットを具体的に発揮するには広報活動が重要」と述べ受賞JAの取り組みを讃えるとともに、今後、各地で組合員・地域住民との関係を築く第一線の事業としての広報活動の充実に期待を寄せた。
◆広報は合併JAにとって不可欠
「大賞」を受賞したのはJA香川県。合併2年目から組合員向けに毎月13万部発行している機関誌「Kilari」のほか、各地域の実情に合わせた情報提供をする「支部だより」や職場報も発行。また、地元紙発行のフリーペーパーに折り込むコミュニティ誌まで作成している。
審査委員長の山地進内外食料経済研究会代表は「広報に対するトップの堅固な姿勢があり、職員の奮起などが相乗的に作用したこと」が大賞獲得につながったと講評し、そのほかの受賞JAについても、広報活動が「JAの活動エンジンとして寄与することを期待したい」と語った。
JA香川県の遠山建治代表理事理事長は「広域合併JAにとって組合員との関係づくりは広報活動が唯一の手段。受賞をバネに地域、組合員との密着を一層はかり、(合併の)デメリットをメリットに変えていきたい」などと語った。
(受賞JAは既報 http://www.jacom.or.jp/news04/nous101s04020205.html)
(2003.2.16)
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大賞を受賞したJA香川県の
遠山建治代表理事理事長 |
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山地進審査委員長 |