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農政.農協ニュース |
来年度後半の成長減速を予測 農中総研の経済見通し (2/24) |
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(株)農林中金総合研究所は03年度の実質GDP(国内総生産)成長率を2.8%と見込む改定経済見通しを2月24日発表した。 下半期の成長率を上半期比2%(前年同期比3.5%)と予測。通期で2.8%を見込んだ。民需寄与度はプラス2.6%、外需寄与度は0.7%と試算。 03年度のデフレータ(名目GDPを実質同で割った物価指数)は前年比2.2%のマイナスで、デフレは続いているが、実質GDPの増大から名目GDPはプラス0.6%と3年ぶりに水面上へ浮上する。 04年度については実質GDP1.9%成長を予測した。世界経済の拡大を背景に、民間設備投資が引き続き成長を牽引し、また輸出が輸入の増加を上回り、外需のプラス寄与が続く。これらに主導されて、1.9%成長を見込んだ。民需寄与度は1.5%、外需寄与度は0.2%と試算した。 またデフレータのマイナス(1.5%)は続くが、名目GDPは0.4%と2年連続のプラス成長。 04年下半期は、上半期に比べオリンピックなどのイベント効果がはげ落ち、設備投資の一巡などから成長率が減速すると予測。前年同期比のGDP成長率は、上半期の2.7%に対し、下半期は1.2%と成長率の低下を予測した。 消費者物価は年度通期で0.3%のマイナスを予測しており、現行のゼロ金利政策の継続を見通した。 (2004.2.27) |
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