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農政.農協ニュース |
畜産酪農運動がスタート−ふん尿処理対策の充実を |
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JA全中と全国農政協は3月11日、「16年度畜産・酪農対策全国代表者集会」を憲政記念館で開き約500人が出席、17日の決着に向けて運動をスタートさせた。
■将来展望を持てる新たな政策を
集会では情勢報告に続き吉岡亀太郎畜産・酪農対策本部畜産委員長が、出席した与党国会議員に代表要請。
酪農対策では▽加工原料乳生産者補給金単価の現行を基本にした決定と限度数量の適切な決定▽脱脂粉乳の過剰在庫に対応した生乳の総合的な需給安定対策の確立、を求めた。 ■17日に与党で決定
また、北海道の伊藤政光JA新得町組合長は、北海道では11月までに約3000戸の農家でふん尿処理施設が整備できない見通しにあるとして、補助付きリース事業の十分な予算確保と17年度以降の継続を求めた。 そのほか、経産牛1頭あたりの飼料作物作付け面積に応じて奨励金が交付される「土地利用型酪農推進事業」について、酪農経営の安定にとって効果が大きいとし「これはWTO協定の緑の政策。将来とも存続を」と強調した。
自民党は16日も畜産酪農小委員会を開き、具体策を検討する。JAグループも同日に代表者集会を開くなど、要請実現に向けて運動を展開する。 (2004.3.12) |
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