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鳥インフルエンザの「感染経路究明チーム」が第1回検討会 (3/29)

 鳥インフルエンザの感染経路を解明するために設置された、農水省専門家による「高病原性鳥インフルエンザ感染経路究明チーム」(座長:寺門誠致農林漁業金融公庫技術参与)の第1回検討会が、3月29日に開催された。
 検討会では、山口・大分・京都のウイルスは近縁であること、また韓国で昨年12月に分離されたウイルスと遺伝的に近縁な関係にあること、山口のウイルスは香港やベトナムで鳥インフルエンザに感染した人から分離されたウイルスとは異なること、などが報告された。
 今後は、発生農場周辺における疫学調査、ウイルスの性状分析、渡り鳥の調査などを総合的に分析・評価し、感染経路の検討を進めていくことにした。 (2004.4.8)


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