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融資額7億円に 農林漁業金融公庫−鳥インフルエンザ対応で (4/20)

 農林漁業金融公庫は、鳥インフルエンザ発生で経営が困難になった養鶏農家に対応するために、6支店に相談窓口を開設したが、3月末現在で相談窓口を含め全国で70件の相談があった。
 このうち融資が行われたものと相談中のものは22件、うち5件が移動制限区域内の養鶏農家からだった。移動制限区域外でも今回の鳥インフルエンザ発生による価格低迷の影響で、経営が困難に陥っている例が多いことが分かった。
 また、採卵鶏農家が13件と半数以上を占めており、ブロイラー生産農家などより厳しい事態に追い込まれていることを伺わせる。融資額の最高は1億6000万円で最低は1000万円だという。
 そのほか20件で返済条件の緩和が行われた。農林漁業金融公庫では相談窓口を設置していない支店でも鳥インフルエンザへの対応をしている。 (2004.4.20)


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