|
|||||
農政.農協ニュース |
消費者・行政と連携し消費回復を |
|||||||
この集会には、全国から養鶏生産者の代表など約220名が参加したが、来賓として亀井善之農水大臣はじめ石原葵事務次官、中川坦消費・安全局長、白須敏郎生産局長、井出道雄畜産部長など農水省の幹部も出席した。 第1部の「鶏供養祭」で亀井農水大臣は「農水省として鳥インフルエンザのまん延防止、食の安全・安心確保に努めていく。鶏卵・鶏肉の消費が回復することを願っている」と挨拶した。 第2部「鶏肉・鶏卵の消費拡大の集い」では、栗木鋭三日本鶏卵生産者協会副会長をコーディネーターにパネルディスカッションを行った。
また、井元弘日本食鳥協会理事は、1月以降の鶏肉の販売実績を詳細に報告したが、京都での発生以後、終息宣言が出されるまでは前年の半分に落ち込み、3月はパニック状態だったと語った。
そうしたなかで、京都生協は、京都での発生以降、返品はいっさいせず、代替え品の帳合いを移動制限区域内生産者を通すなど取引きを停止せず、さらに3月27日には生産者を励ます集会を開くなど、一貫して生産者との連帯を重視した方策を進めてきたことが高橋茂雄京都生協チーフから報告され、参加者に大きな感銘を与えた。 そして風評被害を防ぐために、消費者に鶏肉・鶏卵の安全・安心を分かってもらうためには、迅速で的確な対策が必要であること。再発防止のために「防疫マニュアル」の見直し、補償対策など万全な被害対策が必要なことが確認された。 (2004.5.6) |
特集企画
| 検証・時の話題 | 論説
| ニュース | アグリビジネス情報
| 新製品情報 | コラム
| 書評 | man・人・woman
| 催しもの 田園交響楽 | 人事速報 | 訃報 | この人と語る21世紀のアグリビジネス | シリーズ| リンク集 | コメ関連情報 | 農薬関連情報 | 農業協同組合研究会 |
||
社団法人 農協協会 | ||
|