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農政.農協ニュース |
JA全青協 新綱領を策定へ |
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JA全青協は今年度創立50周年を迎えることから、今後10年先を見据えた青年部の方向を定めるため、「全国農協青年統一綱領」と規約の見直しを検討する。三上一正会長は「基本理念は大きく変わるものではないが、地域の農業に果たす役割、次世代に農業を引き継ぐ役割が重要になっている。日本農業の再構築に向けた綱領となるよう検討したい」と話す。検討は県、ブロック単位でも行うことにしている。
JA経営の参画については、今年度初めてJA全中との共催で「青年部理事研修会」を開催する。理事就任者だけでなく就任予定者も対象にする。また、青年部員の正組合員化率が低いためその向上も課題としている。JA改革について三上会長は「現場ではJA改革は全国大会で決めたことという意識がまだあると思う。青年部員にはJAや県組織に対して着実に改革の実が結ぶよう働きかける行動が求められている」と語る。
政策提言活動では、今年度は「土地利用型営農部会」、「地域振興部会」、「食の安全・安心対策部会」の3つの専門部会を設置、政府やJAグループと積極的に議論していく方針。また、基本計画の見直しに向けて理事会に「基本政策検討会」を設置し、全青協としての組織討議案の検討などを行っていく。三上会長は「基本計画の見直しは10年先の計画を決めるもの。われわれが地域農業を担っていける改革が必要で現場の声が反映されなければならない」と強調している。 (2004.5.25)
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