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議長案 16日に提示−WTO交渉 (7/12)

 7月末の枠組み合意をめざしているWTO農業交渉で、グローサー農業委員会議長は7月16日にジュネーブのWTO本部で合意案を加盟国に示すことになった。 当初は13日にも示されるとの見通しだったが、日本など輸入国で構成するG10が共同コミュニケを出したことや、11日から13日にかけて米国、EU、インド、ブラジルなどで構成するG5や途上国グループも相次いで閣僚会合を開き主張をまとめるなどの動きがあるため、議長として分析の時間をとる必要があると判断したとみられている。
 農水省によると16日は説明のための会合を議長が召集し、合意案を配布のうえ議長が説明する。ただし、各国からの意見を聞く時間はとらないという。
 合意案の提示がずれ込んだため14日から予定されていた農業委員会特別会合は延期された。7月27日から29日にかけての一般理事会は予定どおり行われる見通し。 (2004.7.12)



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