■受賞者は全国で480名
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挨拶する新井会長 |
JA共済連は7月9日、平成15年度JA共済優績ライフアドバイザー全国表彰式を開催した。
同表彰式は10回目で今回は第1回から連続10回優績表彰を受けた特別表彰者8人を含め合計で480名のライフアドバイザー(LA)が表彰された。
新井昌一会長は開会のあいさつで受賞者を讃えるとともに、日本経済は景気回復の兆しは見られるものの、金融・保険業の規制緩和・自由化の進展による競争の激化や消費者の家計リストラなどによる市場の縮小などを指摘、JA共済を取り巻く環境は「依然として厳しい」と述べ、こうしたなか、「これまで培われた知識と経験をもとに組合員・利用者の立場に立った推進でJA共済の信頼をより一層高めてほしい。共済事業にとどまらず『JAの顔』として自信と誇りをもって業務を」などと期待を寄せた。
■新契約占率 初の50%超
JA共済の15年度長期共済新契約高は30兆1535億円。6年連続で全国目標を達成した。このうち全国のLAが挙げた実績は16兆2451億円で平成6年にLA体制が発足して初めて新契約占率が50%を超え、53.9%となった。また、LA数は2万人を超え、15年度末に2万259人となっている。
JA共済連では、今年度も組合員・利用者の生活総合保障の提供に向け「ひと・いえ・くるま」の総合保障の提供を強化」するほか、組合員・利用者との「絆の強化」、次世代層や地域の住民との「仲間づくり」に取り組み普及基盤の拡充に取り組む。
表彰式では、今年度から新設された「ニューパートナーの部」をはじめ、自動車共済の部など4部門と総合優績表彰者がそれぞれ壇上で表彰された。また、通算5回受賞のLA23名も特別表彰を受けた。
さらに今回新設されたのが、通算10回特別表彰。昨年に引き続き司会を担当した日本テレビの福澤アナ、馬場アナから感想を聞かれると、仲間や家族への感謝の気持ちを語りながら目を潤ませる受賞者もいた。また、JA共済のイメージキャラクターの賀集利樹さん、仲間由紀恵さんもお祝いにかけつけた。
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連続10回優績表彰を受けた8名の特別表彰者
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通算10回特別表彰を受賞したのは以下のLA。
長尾勝博さん(北海道・JA中標津)、縣正巳さん(静岡・JAみっかび)、清水義博さん(静岡・JAみっかび)、野田一幸さん(愛知・JA愛知西)、三輪照夫さん(愛知・JA愛知西)、杉浦正子さん(愛知・JAあいち中央)、渡辺英子さん(愛知・JAあいち中央)、岩永勉さん(長崎・JAながさき県央)。 (2004.7.13)
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