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農政.農協ニュース |
食料自給や全農の役割などに率直な意見が |
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JA全農は7月14日、JAビル8階の第3会議室で今年度初めてとなる第3期・第1回のふれあい懇談会を開催した。 全農からは田林聡代表理事理事長、萬靖義代表理事専務、宮下弘常務理事、打保正三参事、橘隆志広報室長が、委員は多数の応募者から選ばれた12名(うち2名欠席)が出席した。12名の委員は関東近県の在住者で、消費者として、また生産者として食の問題に日ごろから強い関心を持っており、委員に選ばれたことで、改めて食の問題を考えて直して見たいと、自己紹介する人が目立った。 最初に主催者を代表して田林聡理事長が挨拶し、「鳥インフルエンザやBSEの問題が表面化し、食の安全に対する関心が高まっています。また、食料自給率の低下を問題とする声も多く聞かれます。このような状況のなかで、委員のみなさんに大いに議論していただき、これからの全農事業を進める上で参考にさせていただきたいと思います」と、活発な議論を期待すると述べた。
続いて意見交換に入り、各委員からは「食料の自給率はかなり危ない状況にあるのではないか」、「その土地でできたものを、その土地で消費することが安全や安心につながるのではないか」、「生産者の立場では、消費者にいかに安全であるかを納得させることが重要で、その必要性を強く感じる」、「全農の役割は生産者と消費者を結ぶものであると考えるが、現実にはその役割はなかなか見えてこない」、「全農安心システムの着想は良いが、内容がいまひとつ具体的になっていないのでは」などの率直な意見が出された。 今年度は、あと3回の懇談会が予定されている。 (2004.7.15) |
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