(財)アジア農業協同組合振興機関(IDACA)は7月28日、理事会・評議会を東京・大手町のJAビル4F特別会議室で開催した。
理事会・評議会では15年度の事業実績として、13回の集団研修を実施し、インド、バングラディシュ等アジアを中心とした35カ国から、126人の研修生を受け入れたこと、元研修員との情報交換、事後協力指導なども報告された。農業の現場でのセミナーの開催や元研修員との情報交換を行ったことが報告され、それぞれ承認された。また、決算報告で、収入はJA全中からの交付金等の2億4965万1000円、支出は研修経費などで2億1214万7000円となり、差額3750万4000円は次年度に繰り越す。同時に評議員、理事の補欠選任が行われ、評議員には鈴木和良(ジェイエイバンク支援協会会長理事)、東久雄(国際食糧農業協会)の2氏が、理事には佐藤純二氏(農林中央金庫専務理事)が、それぞれ選任された。
なお、16年度の事業計画は4月に行われた理事会・評議会で承認されており、研修事業は15年度とほぼ同じ13コース、120〜130人の受け入れを予定している。 (2004.7.29)
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