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農政.農協ニュース |
新理事長に上原寿宰氏、専務に今尾和実氏を選任 |
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◆農業について考えることの重要性を強調――新井会長
総代会の開会挨拶で新井会長は、新潟県・福島県・福井県を中心とした集中豪雨の被災者に対する見舞いと「被災された方々への迅速な共済金支払などに努める」と述べた。その後、昨年度を振り返りWTO問題に言及し「JAグループとしては、わが国農業の持続的発展に向けて、引き続き国民の理解を得ながら、各国の農業団体との連携強化や農政活動の強化などに積極的に取り組む」とした。 総代会後の記者会見でも新井会長は、共済事業の専門性を高めるだけではなく、「農業全般、農政についても勉強をし、組合員のニーズに応えることが大事」であり、長期共済実績の50%以上を占めるようになったLAも「WTOが共済事業の将来にどう影響を与えるか考えて欲しい」と、JA共済事業の事業基盤である農業について考えることの重要性を強調した。
JA共済連は総代会後に経営管理委員会を開催し、前田千尋理事長退任にともなう理事長・代表理事・理事の選任を行なった。その後の理事会で専務理事と常務理事を選任した。 新たに選任されたのは、代表理事理事長に上原寿宰前専務理事、代表理事専務に今尾和実前常務理事、常務理事に小野理文前開発部長の3氏。 ◆多くの人に支えられて 前田前理事長退任
前田前理事長は、任期途中の退任だが「2期6年以内または67歳到達直後の通常総代会時点のいずれか早い時期」という内規に従ったものだ。前田前理事長は「ここ数年、厳しい状況が続いているなかで堅実な決算ができたことは、いざという時にキチンと支払いができる財務体質の健全性を確保できたことでもありありがたく思っている。入会以来の44年余を振り返ると、先輩に反発したこともあったが、良い先輩・同輩・後輩がいて、その積み重ねがあって今日を迎えることができた。一人ではできないことをいろいろな人に支えられながらやってきた。そのことに感謝している」と記者会見で語った。
(2004.8.3) |
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