全国果実生産出荷安定協議会かんきつ部会は8月27日、16年産みかん情報を発表した。
今年はうら年であることに加え、高品質果実生産のための仕上げ摘果等が実施されたため、生産量は適正生産量を下回る見込み。また、極早生みかんの先駆けの産地である宮崎県、鹿児島県の極早生みかんの仕上がりは順調だとしている。
16年産うんしゅうみかんの生産見込みは8月1日現在、予想生産量111万トンだが、今後、高品質果実生産のため仕上げ摘果等が実施されることから、生産量は予想を下回る見込み。
16年産極早生みかん及び早生みかんについて、(1)適正出荷量の遵守、(2)極早生みかんの出荷時期を原則として10月までとする、(3)早生みかんの出荷にあたり糖度等の品質基準を遵守、を販売対策として徹底する。
また、消費拡大対策として、11月23日(火)にラジオ大阪のイベント「OBC・10万人」のふれあい広場」(大阪城公園・太陽の広場)と連携した“みかん祭り”で、みかんの魅力をアピールした販売促進活動を行う。
(2004.8.30)
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