9月13日、厚労省の「BSE専門家会議」は国内12例めとなるBSE感染牛を確認した。 この牛はホルスタインの雌で月齢は5歳2か月。熊本県菊地郡の農場で飼養され熊本県食肉衛生検査所の一次検査で陽性となったため国立感染症研究所で確認検査をし確定診断した。ウエスタンブロット法検査、免疫組織化学検査、病理組織検査の結果、いずれも陽性で典型的なBSEと診断された。 九州での確認ははじめて。牛は焼却処分され市場には出回らない。農水省は今後、飼料給与状況など調査していく。