JA全中は10月8日の理事会で国が行おうとしているBSE対策の見直しについて「現在の全頭検査の継続が必要」などの点を確認した。 理事会ではBSE検査の見直しは消費者の理解と納得を得ることを基本として、科学的根拠が明確になるよう時間をかけて検討すべきであるとして、全頭検査継続が必要だとしたほか、日米協議に際しては、「政府は毅然たる態度で臨み米国の圧力によって決着することは断じて認められない」こと、米国内の措置についても、月齢の確認方法、SRMの除去など、「わが国が講じている措置と同等のものとすること」も確認した。 また、今後、JAグループとして消費者との連携も進めていくことも確認した。