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挨拶するJA全中塚田常務 |
JA全中主催の広報危機管理セミナーが10月28日、虎ノ門パストラル(東京都港区)で開催された。
セミナーの始まりにあたり、JA全中塚田常務は、「最近も、新潟県中越地方を襲った地震がありましたが、今年は天候を含め多くの災害がありました。農産物は工業製品と違って、計画通り生産することが難しい面があり、多くの要因によって出来、不出来が左右されます。農業にこそリスクを分散するという考え方が求められていると思います。このセミナーで多くのことを学んで、日ごろの活動に活かしてください」と挨拶した。
その後、「日本における組織不祥事のトレンドと危機管理の基本」と題し、共同PR(株)篠崎良一氏が講演し、昼食を挟んで「マスコミから見た企業事件とその対応」、「コンプライアンス(法令遵守)経営と意識改革」の題で、毎日新聞社玉木研二社会部長と日比谷パーク法律事務所代表久保利英明弁護士が、それぞれ講演を行った。
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講師の話を熱心に聞く参加者 |
いまだ余震が続く新潟県中越地域を襲った地震の記憶から、各JA、県連、全国連の広報関係者を中心にした約90人の参加者は、真剣な眼差しで各講師の話に聞き入っていた。
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