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麦の一等比率上がる (10/29)

 普通小麦の一等比率が向上している。農水省が10月29日発表した平成16年産麦の検査結果(10月15日現在速報値)によると、同比率は71.1%となり、15年産最終検査(今年4月末)の59.6%を上回った。
 普通大粒小麦も一等比率が62%で1.6ポイント、普通はだか麦も50%で16.5ポイント上がった。普通小粒大麦だけが38.4%で17ポイント強下がった。
 今年産の検査数量は107万4000トンで、前年比107.5%となった。
 麦生産は転作で年々増加し、14年度に100万トンの大台を超えた。とくに普通小麦が多く、今年産検査数量は約86万9000トン。次いで普通大粒大麦が約8万トン、ビール大麦が5万トン。

(2004.11.4)


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