農業協同組合新聞 JACOM
   
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キャベツ 依然3倍高
−緊急供給も始まる (11/6)

 東京都中央卸売市場の指定野菜の平均価格は11月6日現在で平年比159%となった。10月21日のピーク時同246%にくらべて10月下旬には199%で11月に入りやや価格が落ち着きを取り戻している。しかし、キャベツは295%、レタスは250%など依然高値が続いている。
 野菜価格高騰を受けて農水省は緊急野菜供給対策の実施を決めたが、11月2日現在の計画を農水省は8日にまとめて発表した。
 早取りなど出荷の前倒しではキャベツが437トンで全農千葉県本部、愛知県経済連、全農兵庫県本部など11団体が出荷する計画。
 だいこんは425トン。全農千葉県本部、神奈川県本部、石川県本部など10団体が出荷。はくさいは全農茨城県本部、和歌山県農協など6団体が361トンを出荷する計画だ。
 軟弱野菜などの生育促進による11月の出荷量増加分は、ほうれんそう113トン、こまつな37トン、きゅうり685トンなどとなっている。
 また、不ぞろい野菜の出荷では、キャベツ1534トン、だいこん1529トン、レタス1423トンなど。産地は関東、関西中心だが、その他の都道府県団体でも検討されている。

(2004.11.10)


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