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挨拶する多田学校長 |
(社)全国食肉学校は11月8日〜10日の日程で、「焼肉店実践セミナー」を、同校大教室や実習室を会場に開催した。
焼肉店実践セミナーは、焼肉飲食店関係者または新規に焼肉店経営を考えている食肉関係者を対象に、焼肉店経営に必要な原料知識、カッティング、盛り付け、新メニューづくりなどの基礎知識から専門技術までの内容を実践的に学べる。セミナーには、全国から26名の受講者が参加した。
開校式で多田学校長は、「我が校は、昨年創立30周年を迎えました。この30年、食肉業界関係者を始め多くに人に支えられてきており、それに応えるため我が校の社会的貢献度を高めることが期待されています。このセミナーは数年前から企画していたもので、初めての試みとして実施します。受講される皆さんは、この機会を活かしぜひ知識を吸収し、満足できる成果を上げてください」と挨拶し、参加者にセミナーの意義を強調した。
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講演する朴健市氏 |
挨拶の後、雑誌『焼肉文化』の朴健市氏が「焼肉業界最近の動向−焼肉業界の現状と今後」と題した講演を行った。続いて、田中智洋専任講師から「トレーサビリティ法」に関する講義があった。4時から実習に入り、受講者は「和牛かた系部位からメニューづくり」に取り組み、講師の西田哲也氏(京の焼肉処一弘代表取締役)の指導により、実践に即した焼肉のメニューづくりに汗を流した。
セミナーは10日までの3日間行われた。
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熱心に講演を聴く受講生 |
実習風景 |
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