|
合併調印後、握手する岡山義弘氏(左)、今井和男氏(中)、永田正利氏(右) |
JA全農は12月1日にホテルグランヴィア大阪(大阪市北区梅田)で、(株)エーコープ近畿合併契約調印式を行った。エーコープ大阪(大阪府大阪市、社長:岡山義弘)、エーコープ兵庫(兵庫県神戸市、会長:今井和男)、エーコープ奈良(奈良県奈良市、社長:永田正利)の3社は、かねてから近畿地区での店舗広域一体化会社の設立に向け検討を進めていたが、このほど協議が整い合併の運びとなった。
調印式に先立ち、全農宮下弘常務理事が挨拶に立ち「この間、多くの関係者の協力で今日を迎えることができました。新会社スタートまであと4ヶ月です。短い期間ですが準備を整え、最善のスタートが切れるよう頑張ってください」と、関係者を励ました。挨拶に続き、岡山義弘社長、今井和男会長、永田正利社長の3者が、契約書の内容を確認し調印を行った。
エーコープ近畿は、3社の対等合併で、資本金は2億2900万円、本部は大阪府高槻市番田1-51-1に置く。株主は全農、JAならけん、JA北河内。店舗数は27(大阪4、兵庫14、奈良9)で、17年度は1200万人の来客数と、267億円の売上をめざしている。
エーコープ近畿の合併契約は、11月26日のAコープ九州合併契約に続き、全国で3例目となる。全国Aコープチェーンでは、Aコープ改革に関し、競争力強化を図るため県域一体化の完成と、店舗広域一体化会社設立を進める考えであり、中国地区でも広域一体化の協議が進んでいる。
|
|
宮下弘JA全農常務理事(右から2人目)と一緒に |
参加者全員で記念撮影 |
|