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前年並みに回復見込みの品目も 東京への野菜入荷量 (11/30)

 12月の野菜入荷量は総体として前年を下回るとの見通しを関東農政局が11月30日発表した(東京都中央卸売市場分)。葉もの類を中心に冠水被害などがあるためダイコン、ニンジン、ハクサイ、キャベツ、ネギ、レタス、トマトの7品目が下回る見込み。反対に前年を上回るのはゴボウとレンコンの2品目だけ。また前年並みはホウレンソウ、キュウリ、ナス、ピーマン、サトイモ、バレイショ、タマネギ、イチゴの8品目。
 価格は前月平均を上回る見込みがレタス、キュウリ、サトイモ、ゴボウ、レンコンの5品目。前月並みがホウレンソウ、ネギ、ナス、トマト、バレイショ、タマネギ、イチゴの7品目。下回るのがダイコン、ニンジン、ハクサイ、キャベツ、ピーマンの5品目。
                                  
 11月の野菜価格は、前月までの台風や長雨の被害から、関東、東北と西南暖地を主産地とする品目が平年をかなり上回って推移した(全国主要7都市)と農水省生産局が同月末に発表した。平年並みの価格で推移したのは千葉・熊本・茨城・愛知主体のトマトと、埼玉・千葉・栃木主体のサトイモだった。

(2004.12.6)


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