農業協同組合新聞 JACOM
   
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新潟県中越地震は475億円
16年度の自然災害によるJA共済金支払見込み (12/7)

 JA共済連(上原寿宰理事長)は、16年度中に発生した主な台風・豪雨および地震による建更共済の共済金支払見込み額をこのほどまとめた。
 それによると、自然災害に対する建更共済の共済金支払見込み額は2122億円と単年度としてはもっとも多額となる見込みだ。
 もっとも支払見込み額が多いのは台風18号によるもので1001億円。平成3年の台風19号の1488億円に次ぐ2番目の規模となっている。
 また、新潟県中越地震は、被害報告棟数が3万8000棟となり、支払見込み額は475億円と、7年の阪神・淡路大地震の1188億円に次ぐ規模となっている。
 なお、JA共済連では、従来から諸リスクに備えて異常危険準備金を計画的に積み立てていることなどから、経営への影響は限定的であり、16年度末の支払余力(ソルベンシー・マージン)比率は、前年度並み水準を確保できる見通しだとしている。
(2004.12.7)


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