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農政.農協ニュース |
配合飼料供給価格を値下げ 全国全畜種総平均トン当り1800円 (12/21) |
JA全農は、17年1〜3月期の配合飼料供給価格を、16年10〜12月期に対して、全国全畜種総平均トン当り約1800円値下げする。 改定額は、地域別・畜種別・銘柄別で異なるが、今回はとうもろこし・大豆粕等の値下がりが大幅なことから、使用割合に応じて畜種別改定額は大きく異なる。改定は、飼料原料および外国為替の情勢等を考慮したもの。 とうもろこしのシカゴ定期は、(1)米国の好天続きで、米国産大豆が史上最高の生産量見通しとなったこと、(2)中国産とうもろこしについても豊作が見込まれていること等から価格が下落し、現在190セント/ブッシュル(12月限)台で推移している。 今後は、米国内需・輸出動向や南米産の生育動向に焦点は移るが、南米産とうもろこしの作付は現在のところ順調に進んでおり、シカゴ定期は当面現行水準で推移するものと見込まれる。 大豆粕のシカゴ定期は、米国産大豆が史上最高の生産量見通しとなったことから下落し、現在150ドル/ショートトン(12月限)台で推移している。1〜3月期の国内大豆粕価格はシカゴ定期下落や円高の影響から、10〜12月期価格に対して値下がりするものと見通される。 輸入魚粕は、ペルーで漁が解禁となったが、現在のところ産地価格に大きな変化はない。また、国内魚粉の生産は引き続き低調であるが、大豆粕価格が値下がりする見通しで、1〜3月期の魚粉価格は前期に対して若干の下げが予想される。 その他、海上運賃の値上がり、円高傾向を総合的に判断して、配合飼料供給価格は、前期価格に対し値下する。 |
(2004.12.21) |
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