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農薬復権を目指して八洲が現場で担えることは |
八洲化学工業株式会社 代表取締役社長 淺山 哲夫
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新年おめでとうございます。 さて、昨年も相変わらずの厳しい一年でした。業界では再編合理化が一段と進む一方、低コスト要請の中での食の安全・安心から農薬に対する関心がいろいろな意味で高まった年と受け止めております。逆風では無登録農薬問題に端を発し、長年、組合員農家やメーカーが地道に築いてきた農薬への信頼が一気に崩れかけた時でした。 当社はリストラとチャレンジを基本に据え、困った時は組合員農家の視点に立つことを基本理念にしております。リストラもかなりの段階に達しましたが、更に新たな視点で見直す所存です。チャレンジでは、現場ニーズに合った新剤の投入も50%に成ろうとしております。既存剤とあわせ、空散とフェロモンおよびダニ剤ではトップメーカーとしてのシェアーを維持すると同時に、安全・安心という場面での責任を十分自覚しながら、農薬復権を果たしたいと思います。特に期待の大きいのはフェロモン剤です。未だ農薬市場ではニッチですが農産物の販売市場では徐々に評価が高まっており、BT剤などと組み合わせ、新しい系統の組織的防除体系として位置付けられるものです。 輸入農産物との戦いで資材費の低コスト化が叫ばれている中、安全・安心への投資は閉塞を否めませんが、安全・安心あっての農薬メーカーを肝に銘じて鋭意頑張りますので、本年もよろしくお願い申し上げます。 |