| |||
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |
シリーズ 食糧法改正とJAグループの米改革 |
|
◆クイズなど人気集める「お米・ごはんの日」イベント
JA全中は、毎月8日を「お米・ごはんの日」とし、ごはんを中心とした日本型食生活のPR活動を一層強化することにした。
今後も毎月8日にはさまざまなイベントを行っていく。 ◆「ごはん」は家族への愛情表現
食糧庁・JA全中・JA全農で構成する「朝ごはん実行委員会」では朝ごはんに関する消費者の意識調査を実施している。昨年12月には「作り手の意識から見る朝食実態調査結果」を発表した。(朝ごはん実行委員会ニュースNo.9)。 ■ ■ ■
この調査では、朝、ごはんとパン食では、作るのにたいした時間差はない、朝ごはんを作るのは家族への愛情からで、「家族に頑張って欲しいから」という母親が多いという結果が出た。実態調査は、全国の3歳から高校生までの子どもを持つ母親を対象に昨年12月に行った(有効回収数305票)。調査結果をまとめると、▽朝食メニューは調理の簡便さと食べやすさで決める主婦が多く、▽そのため、家族に食べさせたい主食は「ごはん」と考えている人が多いにもかかわらず、「ごはん」をメインに用意しているのは4割弱、▽しかし、「ごはんの日」と「パンの日」の調理時間を比べると、その差はわずか3分だった。
概要は次のとおり。 ○朝食メニューを決めるポイントは調理の簡便さと食べやすさ 「ふだん朝食を作るのに重視しているのは何?」(重複回答)の問いに、「調理時間が短いこと」が79.7%で最も多く、次いで「作るのが面倒でないこと」が71.1%。 ○家族に食べさせたい主食はごはん 「最も家族に食べさせたい朝食の主食は何?」では、「ごはん」が72.1%で、「パン」24.6%を大きく引き離している。「パンがメイン」という人も、実際は「ごはんを食べさせたい」と思っていることがわかった。 ○ごはんとパンの調理時間の差はわずか3分 朝食のごはんとパンの調理時間を聞いたところ、ごはんは平均16.2分、パンは平均13.1分で、その差はわずか3.1分であることがわかった。 「時間がないので」とごはん以外の朝食を用意しているのは、「ごはんは時間がかかる」という先入観があるものと考えられる。 ○ごはんは家族の好み、パンは作り手の都合 ごはん、パン、それぞれの朝食の用意理由を聞くと、「ごはん」は第1位が「子どもの好み」で59.9%、次いで「朝食と一緒にお弁当を作るので」44.8%、「配偶者の好みで」42.7%。パンでは、「調理に手間がかからないので」が63.5%、「調理時間が短いので」が56.0%、「あなた(自分)自身の好みで」が53.8%と上位を占め、「作り手の都合」が優先されていることがわかった。 ○ごはんは「家族に頑張ってほしいから」 シーンごとにふさわしい朝食の主食を聞くと、「ごはん」と答えた人は、「家族に頑張ってほしいとき」90.8%、「張り切っているとき」83.0%、「生活習慣病を考えたとき」75.1%と、「ごはん」との回答がパン、シリアルなどを大きく引き離した。 ○朝食をごはんにして良かったこと 「腹持ちがいい」「一緒にいろいろなおかずが食べられ、栄養バランスがよくなる」などの回答が多かった。また、「夫や子どもの気持ちが落ち着いているように見える」「暖かい家族の雰囲気を感じる」「朝から元気でいられる」など、ごはんを主食にすることによる気持ちの面での記述も目立った。 ◆朝ごはんコンテスト入賞作品の商品化すすむ 朝ごはん実行委員会が募集した「忙しい朝でも手軽に、思わず食べたくなる」お米を使った新メニュー入賞作品の商品化がすすんでいる。 今年度の最優秀賞・食糧庁長官賞に輝いた平川文子さん(東京)の作品「“薫る”おにぎりシリーズ〜抹茶おにぎり」で、そのレシピをもとに商品化されたもの。コミュニティストア(デリシャスフード)関東エリア約400店で発売された。また、長尾松世さん(神奈川)の作品(なっとうあほかどん)もユーマートで2月末から発売されている。今後も同コンテスト出展作品から新しい商品が生まれる予定だ。 ◆「お米すーぷ」「お米クレープ」が好評
お米ギャラリー銀座(東京・銀座7丁目)の「お米クレープ」が好評で、今や同ギャラリーの名物となっている。この1月から6種類の新メニューが登場し、値段も一律250円に。新メニューは、アプリコット、オレンジソース、フルーツミックスヨーグルト、白玉小豆ホイップ、ツナマヨネーズ、季節のクレープで、全品カスタードクリームまたはホイップクリームのどちらかが選べる。
なお、1月の同ギャラリーの売上げランキングは次のようになっている。 ☆お米―(1)黒米、(2)魚沼コシヒカリ、(3)赤米、(4)香り米、(5)新潟コシヒカリ、☆米加工品―(1)甘酒、(2)五穀米ぼうろ、(3)発芽玄米、(4)ひじきおこわ、(5)おこげ揚餅、☆コメテリア(お米クレープ)―(1)バナナチョコ、(2)黒胡麻と玄米フレーク、(3)黒豆とくるみ、(4)アプリコット(あんず)。 ◆小さな大発見が今年もいっぱい―第14回バケツ稲づくりコンテスト表彰式開催
JA全中が主催する「バケツ稲づくりコンテスト」の表彰式が2月22日、東京・虎ノ門パストラルで開かれた。
1月の最終審査会の結果、「食糧庁長官賞」には、個人の部で村中澄怜さん(富山県・3年生)、団体の部で三重県大安町立丹生川小学校(6年生)が選ばれた。また、「JA全中会長賞」には、個人の部で宮脇愛さん(広島県・6年生)、団体の部で宮崎県高城町立有水小学校(5年生)が選ばれた。 ◆第27回「ごはん・お米とわたし」 作文・図画コンクール受賞者決まる 第27回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクールの各賞受賞が決定し、1月17日に東京・虎ノ門パストラルで表彰式が行われた。 ◆『子供ごはん料理教室』第2期(全国6カ所)開始 この教室は、小学校高学年の児童とその保護者を対象に開かれている。 |