11年度農業白書を公表
平成11年度の農業白書が4月4日の閣議で了承された。今回の白書は昨年7月 に公布・施行された食料・農業・農村基本法下での初の白書となる。基本法の理念 にもとづいて「食料の安定供給の確保」、「農業の持続的発展」、「農村の振興と農 業の有する多面的機能の発揮」の3章で構成。食生活の見直しが国民に共通の認 識となり、運動として展開するよう国をあげての支援の必要性などを指摘しているほか、農業の持続的発展のための方策として「多様な担い手の確保」をあげてい る。なかでも集落営農は「水田農業を中心とするわが国農業の持続的発展を図るうえでその活動の促進を図ることが重要」と指摘した。 |
webmaster@jacom.or.jp |