第２２回農協人文化賞 受賞者　 一般文化部門

東京都女性協会長・東京あおば農協理事 　
保戸塚節子 氏

【 略 歴 】

　昭和10年生まれ。51年JA練馬婦人副部長、63年同婦人部長、練馬区日韓友好協会婦人部長、平成4年JA区内地区女性組織協議会会長、JA東京女性組織協議会副会長、5年JA練馬理事、7年JA東京ホームヘルパー連絡会会長、（社）日中農林水産交流協会理事、9年JA東京あおば理事・女性部長、10年同「共生の会」会長、12年明治神宮農林水産物奉献会女性部長。　

【 推薦の言葉 】

JA女性理事の先駆者
貴重な「女性の記録」も

　女史は、農協の女性部活動に参加、指導力と行動力が評価され、平成5年JA練馬理事に就任。また、JA東京女性組織協議会の副会長とし高齢者福祉活動を率先垂範、JA東京ホームヘルパー連絡会を組織し会長として700余名のホームヘルパーを養成した。

　最近では、明治、大正、昭和と練馬の農業を支えた女性たちの生き様を伝えた「練馬の農業を支えた女性たち」の編集長として、土に生きた女性たちの汗と涙と喜びの貴重な記録を編纂した。読者からの反響は大きいものがあった。

　中国・韓国の女性との友好交流を多年に亘り努め、女性の地位向上の功績により両国より友誼賞を受賞した。