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特集:米穀事業改革 売れるコメづくりをめざして |
JA全農の米消費拡大事業 「パールライスおにぎり亭」がJAビルにオープン 店頭精米と手づくりが基本 |
おにぎり店舗事業 開発グループが運営 ごはん食への理解広める Aコープ店内の一角に約10人分のイス、テーブルを用意し店内でもゆっくりおにぎりを食べられるスペースになっている。定番メニューは鮭、梅、明太子、ごま昆布、高菜、納豆、天むすなど。価格は1個100円から180円と手ごろだ。 ごはんは毎日、店頭で精米し、
一方、8月に東京・大手町のJAビルにオープンした2号店「パールライスおにぎり亭」は、テイクアウト専門店だが、店頭精米で炊飯して手作りおにぎりの提供という基本は変わらず、営業時間も朝8時から夕方6時までの営業。価格帯は1個120円から180円で所沢店と同じく梅、昆布、鮭など基本をメニューを中心に約10種類のメニューをそろえた。 ◆精米販売もスタート 来年度は3店出店 オ
また、午後5時からは残業セットとして「おにぎり2個とみそ汁セット」を販売している。 そのほか、店頭での精米販売や全農ぴゅあ弁当、サラダ、デザートなどのほか米のエキスをもとに製造された「ライスパワー」商品も販売されている。 事業開発グループではおにぎり店舗を今年度中にもう1店舗、来年度は3店舗を増やす予定。具体的な出店計画としては、日本郵政公社とタイアップして、いわゆる基幹的な郵便局の遊休スペースに出店していく計画を検討している。 オリジナル弁当「濱弁」を販売拡大 おにぎり店舗の展開のほか、いわゆる「ごはん」の消費拡大事業として取り組んでいるのが「全農ぴゅあ弁当」の販売促進だ。 ◆環境にも優しいJA全農の弁当 いうまでもなくJA全農が提供する弁当の食材はすべて国産農畜産物。いわば国産農畜産物を提供するJAグループならではの事業展開である。 この弁当は横浜スタジアムのオリジナル弁当として考えられたもので全農安心システム米の秋田県産あきたこまちをごはんに使用、そのほか鶏肉は佐賀県産の有明鶏、豚肉は秋田SPF(特定の病原菌がない豚として飼育されたもの)を使用するなど、こだわり一杯の素材が満載された弁当。 また、横浜ベイスターズの応援フラッグがついていたり、さらには弁当箱には竹すだれを使用するなど再利用が可能で環境にも配慮しており、定価1200円に納得できる内容になっている。横浜球場には試合日に100食から200食の提供だがすぐに完売。今年度はシーズン途中からの販売だったが、来シーズンは開幕当初からの販売をめざし準備に取り組む。 今後も、弁当の事業についてはすべて国産農畜産物を材料とし、和風弁当を中心にヘルシーなメニューの提供を基本としている。 全農ぴゅあ弁当「濱弁」の評価を通じて米をはじめ国産農畜産物への理解を深めてもらう事業を展開する方針だ。
(2003.9.26)
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