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アグリビジネス業界ニュース |
「精米工場生産履歴管理システム」を発売 《サタケ》 |
株式会社サタケ(本社:東広島市、佐竹利子代表)では、お米のトレーサビリティシステムを精米工場に簡単に導入できるソフトウェア「精米工場生産履歴管理システム」を開発、1月21日より全国販売を開始した。 「精米工場生産履歴管理システム」は、精米工場で生産された製品が、いつ、どこで、どのような工程で処理されたのかを追跡できるソフトウェアだ。従来、大規模な精米工場では生産管理のシステムとしてトレーサビリティ・システムが導入されていたが、FA(Factory Automation=制御技術を用いて工場を自動化すること)を装備していない中小規模の精米工場においても、このソフトウェアでトレーサビリティ・システムが簡単に導入できる。 トレーサビリティ・システムには、一つひとつの製品の流通や生産過程をさかのぼり、使われた原材料を特定する仕組みと、使われた原材料が安全性に問題がないかを証明する仕組みが必要になる。精米工場においては、複数原料を取扱い、製品化することから、特に生産履歴を管理することが不可欠となる。 「精米工場生産履歴管理システム」は、荷受状況、在庫状況、ブレンド情報、包装管理など生産に必要な情報も標準帳票を装備しているので、簡単に入力することができ、事務作業のコスト削減ができる。 価格は176万4000円(消費税込み)。精米工場を中心に年間20本の販売を目標としている。 ◎システムの特長 1、生産管理の一元化・・荷受から包装までの各工程のデータを入力し、保存できる。 2、商品履歴の明確化・・各タンクの在庫管理表や稼動結果の帳票、トレース帳票の作成ができる。 3、低コスト・・手動工場で、FAシステムがなくても単独で導入が可能。 4、オプションとして商品製造管理システムを用意してある。このシステムは包材に精米日・印字ロットNoを印刷することで、トレース機能を利用して客先からの問い合わせにもすぐに対応できるなど。
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(2005.1.24) |
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