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アグリビジネス業界ニュース |
「DNA品種判定装置」を発売 《(株)サタケ》 |
DNA品種判定装置は、専門的な知識や技術が必要とされるDNA判定作業のほとんどを自動化したもので、人的ミスを排除し、誰でも簡単・正確・迅速に米の品種を判定することができる。 これにより、従来は検査機関などに委託していた品種判定が、それぞれの現場で行えるようになり、即時対応などフレキシブルな対応が可能になった。 判定対象は、籾、玄米、精白米、無洗米の4種。定性分析(想定する品種であるか否かを判定)と定量分析(1粒ごとの品種を判定)のどちらでも行うことができ、判定結果はパソコン画面に分かり易く表示される。また、判定可能品種は112品種であり、これらの品種で日本の稲作作付面積の98%をカバーしている。 これまでの検査機関などへの委託では、判定所要時間が6検体で3日間程度必要とされていたが、「DNA品種判定装置RDNA1A」では約8時間で判定できる。大幅な判定時間の短縮により、その日のうちに品種判定した米の入出荷が可能となった。 さらに、1検体当たりの判定コストは約3000円で、検査機関などへの委託(品種鑑定サービス)に比べ、安価に判定できる。 DNA品種判定には大別して「DNA抽出」、「DNA増幅」、「DNA判定」の3つの工程がある。「DNA品種判定装置RDNA1A」は、この3つの工程全てに対応する機器が用意されており、「DNA抽出器」「DNA増幅器」「DNA判定器」「DNA収量測定器」及び「付属品」で構成されている。 「DNA品種判定装置RDNA1A」の価格は2079万円(消費税込み)。年間販売計画台数は20台。 |
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(2005.2.17) |
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